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みなさん、ごぶさたしております。

最近はブログに思いを綴る事がワンシーズンに1回ぐらいのペースになってきましたが、書きたい時に書きたいだけ書くスタンスで楽しく続けていきたいと思います。^^

すっかり寒くなってきましたね・・夏の開放的なオシャレも好きですが、冬は色々なアイテムを重ね合わせることができるので、それもまた楽しみの一つだと思います。

私自身は今までファッションについて何も勉強したことはありませんでしたが、今働いている店では欧米や中東から入ってきているアクセサリーやバッグ、時計、それに日本の工房で手作りされた帽子や皮小物など、ありとあらゆるアイテムがあり、この仕事のおかげでプライベートでのコーディネートも以前より、ときめきを感じるものになってきました。

2~3ヶ月にいっぺん、自分の店で「ずっと欲しかったアイテム」を手に入れることが、売場での成長を実感させてくれる一つの指標のようになっています。素敵なアイテムは、素敵な人を呼び込んでくれますし、このアイテムが似合う自分でいようと思えたりします。RPGの勇者が小さな防具から、段々丈夫でクールな鎧や装飾品を装備していくように、私も様々な種類の色や形のアクセサリーを少しずつ増やしていけたらいいなと思います。(^^*)

今は、入店の記念に買った白い天然石のイヤリングとネックレスを身につけて、毎日売場に立っています。お客様からは「素敵なネックレスね」とか、「そのイヤリングかわいいわね」と、うれしいお言葉を戴いていて、それがそのブランドの注目度を高めることにもなり、お客様が楽しそうに商品を選んでいる姿を見ると、喜びが何倍にもなっていきます。

さて、今日は10月25日。今からちょうど2ヶ月後はクリスマスですね。

私がこの会社に配属が決まったのも、1年前のクリスマスシーズンでした。

半年ほどドイツ雑貨の店で修行したのち、今のインポートギフトの店で働かせていただくことになり、先日ご紹介した先輩のいるドイツ雑貨の店には月に2度ヘルプに入ったりしています。

「1度に2つの制服をもつ」というのも初めての経験ですが、どちらの店の雰囲気も自分に合っていて、ちょっと厳しいことを言われても、すぐに次の対策を考えて翌日にはまた笑顔でよいパフォーマンスをできる自分になりつつあるので、ほどよい緊張感と、洗練された先輩方の中で、毎日とても心地よく働くことができています。

年配のお母さんとお嬢さんの親子連れであったり、気ままな一人旅を楽しむ若い女性だったり、あるいは出張帰りに奥さんへのプレゼントを探していらっしゃる旦那様だったり、国内外から様々な方がいらしています。

10ヶ月この仕事に携わって「少し質問に対する何気ない言葉から相手のバッググランドを読み取っていく」という力がつきました。

相手がその商品を手にとった時、どんなことを考えながらそれを見ているのかを、その表情や動きから感じ取り、必要としているであろう情報をさりげなく伝えていくことから、その方との会話が始まります。

朝の開店直後は、たいていアクセサリーの棚を掃除していることが多い私ですが、入店されたお客様を「いらっしゃいませ」とお迎えした時に、まずどの棚を見ていらっしゃるか、何に興味をもっていらっしゃるかを少し離れたところから見て、その方にとってちょうどいいタイミングのお声がけを心がけています。

今朝も帽子をかぶって鏡をみながら相談しているお母様とお嬢様がいらっしゃいました。

しばらく様子をみていると、お母様は一度その棚を離れたのですが、お嬢様はずっとその棚を興味深そうに眺めていらっしゃったので、掃除のために広げていた商品を手早く元に戻して、そちらの棚の方へ行き、「こちらの帽子はSサイズとMサイズがあるんですよ」と、お伝えすると、「やっぱりそうなんですね。お母さーん、Mサイズもあるんだって!」と、お二人で耳を傾けて下さるようになりました。

最初は、娘さんがお母様に「もうすぐ誕生日なのでプレゼントしようかと思って」とおっしゃっていたのですが、お母様は「素敵だけど、私は普段帽子はかぶらないから・・」と、おっしゃったので、同時にお嬢様に似合いそうな帽子をすぐに見つけて、さりげなくご提案をしながら、この帽子にしかない様々な機能や素材の特徴をお伝えすると、冬の暖かな素材のピンク色の帽子をかぶってご覧になり、「私の方がなんだか気に入っちゃった★」と、お買い上げ下さることになりました。

すると、お母様は隣の棚にあったフランス製の黒いバッグを手にとってご覧になっていたので

「こちらのバッグは、フランスが重要文化財として認定している生地を使って、ひとつひとつ手織りで作られています。このロゴはその手織りの作業をしているところなんですよ^^」

と、ご紹介すると、大変ご興味をもってくださり、他のデザインと見比べ始めました。

「こちらの写真のように、その土地の風景にしかない色をイメージして、丁寧に織り込まれていますね」

と、続けると、

「本当ねぇ・・綺麗だわ。この黒いのも好みだけど、せっかくだからこちらのグリーンのにしようかしら・・」

と、高い方の鞄を選んで下さいました。

お二人の好みに合う提案ができ、それぞれをお買い求め下さり、喜んでいただける時は何よりも嬉しく、この場所で働くことができて本当に良かったなと思える瞬間でもあります。

「遠くに住んでるけど、このお店は素敵だからまた来るわね」

と、お二人で嬉しそうに買ったばかりの袋を手に店を後にされる姿を、お見送りし、祈りを込めながら頭を下げる瞬間が、最高に幸せです。

今年のクリスマスも、そんな日本全国のご家族に幸せな時間を味わっていただくお手伝いができればと心から願っています。














 

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がんばってますね!
今晩は。

今は、ファッションアイテムのショップでお仕事してるんですね!
今回の記事で、はじめて仕事の細かい内容がわかりましたが、アイテム数が多いだけにとっても大変そうですね。

お客様への声かけは慣れてきたみたいだけど、そのお客様が何を求めているのか、どういう気持ちで選んでらっしゃるのかとか、本当に難しそうです。

やっぱり経験を積む事と、お客さんの心情に少しでも寄り添える柔軟な気持ちでいる事が大切なんでしょうね。

サリさんの記事を読んでて、つくづく感じました。
年末まであとたったの2ケ月!忙しくなると思いますが、お互いにがんばりましょう~。

またステキなエピソードがあったら是非教えて下さいね。
ごみつ 2011/10/29(Sat)21:23 編集
それぞれのクリスマス・・・
温かいメッセージありがとうございます!

朝一番にそういう出来事があると、すごく嬉しくなって一層パワーが出てきます。ごみつさんが「素敵なエピソード」と書いてくださったような出来事が、一日一つは必ずあるお店です☆(^^)

昨日は月曜日。しかも10月最終日なのでなんとしても予算を達成したい所ですが週が明けると、週末の賑わいとは打って変わって、発着のお客様も少ないため、戦況が厳しくなります。

その為、単価が少なくても着実に積み重ねていくことが大事になります。誰でも知っているようなブランドだけではなく「この国にはこんな素敵なブランドがあったのね」と、知って得したなと思って戴けるようなものが多い為、1つだけ買う目的でいらしたお客様にも、せっかくなので他の棚をご覧戴いてから、お会計に移ると、別のものを追加で沢山ご購入下さることも多いです。

お昼ぐらいまでは、それでどうにか繋いでいきますが、平日の昼を過ぎてからは目に見えて静かになっていってしまうので、今日の予算達成は厳しいかなと思いながらも、少しでも居心地のいい売場を作ろうと、一所懸命また棚の掃除をしていたところ、入口のショーウィンドウをご覧になっていたご年配のお母様と40代位のお嬢様が「このバッグ素敵ね。見せて戴いてもいいですか?」と、おっしゃったので、鍵をあけて取り出すと、大変気に入ったご様子でした。

イタリアのブランドものでお値段もそれなりにするので、ベテランの先輩でも滅多に売る事はない商品です。私も久々にご紹介するので、特徴をどう魅力的に伝えるか、ちょっと思い出しながらで内心ドキドキでしたが、鏡の方へご案内すると「やっぱりかわいい♪」と、とても気に入って下さっているご様子でした。

コンパクトな割に要領もあって使いやすく、生地や持ち手の皮も珍しいものである事をお伝えすると、お母様の後押しもあって「じゃあコレお願いします」と、奇跡的にご購入に繋がりました!

売場のピンチを救い、個人目標も達成できた瞬間でした☆

大きくそのブランド名が書かれた袋を手にされたお嬢様は、お母様と嬉しそうにお話ししながら、店を後にされました^^

私と歳が近く、ハワイの化粧品店での販売経験がある先輩が以前、そのバッグを販売している姿をみて「かっこいいな・・私もいつか」と、思っていましたが、そのわずか4ヶ月後にこんな形で自分がそれを成しえるとは思ってもみませんでした!

その憧れていた先輩が「すごいですね~!グッジョブ★」と、すぐに笑顔で声をかけて下さったので、もっともっとこの鞄のことを知って、ただの奇跡で終わらせないようにしようと思いました。

これから、本屋さんも忙しくなる季節ですね。

お客さんの集中する1Fの売場にカレンダーのヘルプで行ったことを思い出しました。あの時はドキドキしたなぁ・・(笑)素敵な輸入カレンダーは今年もいっぱい入ってくるのかな?

あの時、本屋さんで経験したことのすべてが、今の雑貨店で大きな力になっています。まだ若かった私を育てて下さったすべての先輩に感謝です。

年明けにでもまたゆっくり呑みたいですね。私も近いうちにまた本を買いに行きます★
沙り 2011/11/01 05:45
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HN:
沙り
年齢:
35
HP:
性別:
女性
誕生日:
1982/02/14
職業:
セレクトショップスタッフ
趣味:
ジョギング・写真      伝統芸能・祭・旅
自己紹介:
生後3ヶ月の頃
母に抱かれながら
生まれた喜びを
懸命に伝えようとする声

我が家で大切に
保管されている
カセットテープには
そんな私の
「言葉」と「人」への
純粋な思いが
残されています

交換留学先の
オーストラリア

高校演劇の稽古場と
体育館の舞台

留学生たちと語り合った
外語学院のカフェテリア

母国語とは何かを
教えてくれた
日本語教師養成学校

身を削りながら
学費を稼ぎ出した
グランドホテル

20代を語る
全ての背景となった
駅前の洋書売場

大好きな隅田川の
ずっと先にあった
浅草のゲストハウス

そして

旅人達のターミナル・・


気がつくと
その学び舎で得た事は
すべて
外国の方々の笑顔に
繋がっていました

日本語を学びたいと
心から願う人たちの為に
どんな形でも
教える場を設け
共に学んで行く事が
私の夢です

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