忍者ブログ
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

昨日の朝方、携帯が突然鳴った。

それは知らない番号からだった。

こんな時間にかけてくるような顔は思い当たらず、ふたたび横になろうとしたその瞬間、

カーテンの向こうがわに煌々とした光が透けて見えた。

何だろう・・と窓を開けてみると、夜明け前の低い夜空で、まんまるに輝く月。

東の空は少し明るくなり、初日の出がのぼり始めているけれど、

こちらがわではまだ大晦日に上った満月が、じっとゆっくり地平線に向かって動いている。

それは、とても特別な光景のように思えた。



私はどうして今、この二つを同時に見ることができたのだろう・・




あれから20時間が経って、再び自らに問いかけながらこの風景を書き起こしてみると、次第に

社会に出てからの自分自身と、

これまで育ててきてくださったすべての方々の強く温かい存在が重なって見えた。



声のない留守電のメッセージが導いた先に見えたのは、

すべての人の思いを全身で受けとめながら、手探りで歩いてきた年月の幕を

ゆっくりと下ろしていく姿だったのかもしれない。




IMG_0579.JPG
 







ある時も年明けに神秘的な光をみたけれど

それとはまったく違う空気をまとった光が

静かなる凄みをもって、己の立つ場所に差し込み

意志の力を与えられたような気がした。



あの月はまたきっと自転をしながら、次の場所を照らそうとしているのだろう。


強く温かな光を身に受けながら・・


 

PR
この記事にコメントする
お名前
タイトル
文字色
メールアドレス
URL
コメント
パスワード   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
この記事へのトラックバック
この記事にトラックバックする:
≪Flavor  | HOME |  船出≫
[53]  [52]  [51]  [50]  [49]  [48]  [47]  [45]  [44]  [43]  [42
Latest
(06/30)
(12/11)
(11/27)
(10/10)
(02/29)
Calender
11 2017/12 01
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31
Old Notes
(01/01)
(01/01)
(01/02)
(01/06)
(01/30)
Your words
[03/01 ごみつ]
[12/09 ごみつ]
[12/08 沙り]
[11/23 ごみつ]
[10/29 ごみつ]
Me
HN:
沙り
年齢:
35
HP:
性別:
女性
誕生日:
1982/02/14
職業:
セレクトショップスタッフ
趣味:
ジョギング・写真      伝統芸能・祭・旅
自己紹介:
生後3ヶ月の頃
母に抱かれながら
生まれた喜びを
懸命に伝えようとする声

我が家で大切に
保管されている
カセットテープには
そんな私の
「言葉」と「人」への
純粋な思いが
残されています

交換留学先の
オーストラリア

高校演劇の稽古場と
体育館の舞台

留学生たちと語り合った
外語学院のカフェテリア

母国語とは何かを
教えてくれた
日本語教師養成学校

身を削りながら
学費を稼ぎ出した
グランドホテル

20代を語る
全ての背景となった
駅前の洋書売場

大好きな隅田川の
ずっと先にあった
浅草のゲストハウス

そして

旅人達のターミナル・・


気がつくと
その学び舎で得た事は
すべて
外国の方々の笑顔に
繋がっていました

日本語を学びたいと
心から願う人たちの為に
どんな形でも
教える場を設け
共に学んで行く事が
私の夢です

ブログ内検索
Admin / Write
忍者ブログ [PR]