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面接会場までの行き方を確認するため、今日は日本橋・馬喰町まで出向いてきました。

馬喰横山の辺りは昔、呉服問屋が軒を連ねていたようで、その歴史は今でも色濃く残っており、歩いていてもなかなかおもしろいものでした。タオル専門店とか、下着専門店とか、とにかく品数が豊富で安かったなぁ。

なんでも、江戸時代には馬喰町には「かごや」や宿が多くあったそうで、その周りに呉服問屋紙問屋など、あらゆる商売人がこぞって店をだしました。

やがて地方から江戸にやってきた商人たちの間では、「馬喰で泊まって、じっくり品を選ぶ」という構造ができあがっていたようです。

昔、スーツの販売をしていた父も、「よく日本橋にはいったなぁ・・」と、母に話していたようです。

以前、書店で私が勤め始めたとき、研修で初めて見たブックカバーは、父が会社の帰りによく手にしていたものでしたが、今回もまた何か不思議なつながりがあり、応援してくれているんだなと感じました。


そんな町の一角に、『シモジマ』というお店が建っています。

店内装飾品から包装資材、事務用品、OAサプライ・・とにかくなんでもござれのすごい店☆
エアパッキンもでっかいロールごと売ってます。店舗運営に必要なものはここですべて揃います。

気になって調べてみると、なんとその歴史は大正時代!包装資材問屋として創業したお店でした。

なるほど、だからあの品揃え・・意外な事実に、なんだか楽しくなりました。

実は本屋でのアルバイト時代に、おすすめ本のPOPを作る材料を買い集めるため、先輩のくりすけさんにお願いして、このシモジマの浅草橋本店に連れて行っていただいたことがありました。

馬喰町にきてみて、初めてこの界隈に支店があることを知り、久しぶりに入ってみました。
支店はいえどやはり品数は豊富で、一緒にいた母も静かに喜んでいる様子でした。
海外の友達に毎年贈り物をするので、ラッピングに必要なものもここで全てそろうことがわかりました!

そして、フロアガイドを見ていると、地下1階になんと『ラミネーター』の文字が・・!

フィルムに熱をかけて挟むと、好きな写真をパウチしたりできるアレです☆

以前、書店でPOPを作る時にも、紙に書くだけだとすぐに傷んで長期のディスプレイには向かないので、家庭用の小さいラミネーターがあればいいなと思っていました。

これからのお仕事でも、もしかしたら使うことがあるかもしれないので、いくらぐらいで売られているのか見てみると、なんと3000円代で買えるようでした!軽量だし、場所もとらず、そんなに悪くないなと思いました。

なぜ、こんなにラミネーターについて、アツく語るかと申しますと、実はワタクシ20歳の時に、ラミネートの製造業で働いていたのです。

もんじゃ屋さんのメニューは鉄板の横にあるので、ところどころフィルムがとけて変形しています。

ああいったお店のメニューに使用するには最低でも100μ(ミクロン)以上のフィルムを使わないとだめだと思います。その下では80μというのがあり、キレイに折りたためる薄さなので、レストランなどではよく使用されています。

しかし、もんじゃ屋さんなど熱気が多いところでは耐久性がどうしても必要になってくるので、150以上あってもいいんじゃないかな。(ちなみに一級もんじゃ焼き士になるには、こういった予備知識も必要です☆笑)


・・な~んて、私のキャラクターと「製造業」・・・恐らくピンと来ない方が多いのではないでしょうか。

たしかに、文系育ちの私にとってはそれまでまったく馴染みのない世界だったので、気質とは合わず、続けていくのは非常に困難でした。

でも「物を売る」ということの仕組みを、初めて知ることができたのはその会社のおかげでした。
手みじかに商品をPRするポイントや間、駆け引きのタイミングなどを肌で感じました。

そういった世界を少しのぞいていたので、書店でも取引について理解を助けたり、買おうかどうか迷っているお客様にうまくアプローチができたのだろうと思います。

たしか、当時の注文書にも「シモジマ」という名前があったような気がします。

ラミネーターは、よくお弁当屋さんの店先などで見かける「幟旗」を作れるような大型のものから、ハンディサイズのいわゆる「パウチっこ」と呼ばれるような小さなものまで様々です。

私がいた部署ではその後者を担当していました。都内の様々な商店に電話をかけ、中型のラミネーターと、ラミネートフィルムの新規取引先を開拓するのが、私の仕事でした。

まだ世の中に出たばかりの私にとっては、わからない事だらけで、慣れるまでに非常に時間がかかりました。仕事と家庭で同時に大変な事が重なり、そのあと鬱状態になってしまったので、その当時の事を「思い出すのは辛い」と、ずっと思っていたのです。

でも今、転職に向けての書類を作成するために、これまでの職務経歴を振り返って綴る時間のなかで、私は気づくことができました。

たとえ、そういった場所で思うような活躍ができなかったとしても、自分が当時そこでどれだけ懸命に努め、必死で世の中を見ようとしてきたか。そして、その結果、多くを学び、知らず知らずこんなにもたくさんのことが身についていたんだということに・・・

そんな時間があったあとなので、今日はそのお店で久しぶりの対面をしたようで、とてもうれしい気持ちになりました。



7年経った今、あの頃のすべてにようやく心から「ありがとう」と思えました。




☆。.*・'゜'・。.*・'゜'

【Links】


古今・お江戸日本橋 日本橋”町”物語
www.nihonbashi.gr.jp/history/index.html 
クリックすると、町ごとの歴史がわかります。


シモジマ
www.shimojima.co.jp/products/index.html
 面陳やポップのための什器も豊富です!
 

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面接がんばって!
今晩は。

お~、流石は一級もんじゃ焼き士のサリーさんの言葉だけあって、奥が深い・・。
どんな業種でも、かかわってみるとその業界のしくみや、知識を知ることが出来て興味深いですよね。
あれこれ体験してみるのも本当に貴重な事だと思います。

私は卒業以来、書籍の関係の仕事しかしていないので、専門バカにならない様に気をつけないとな~。
なかなか自分自身の姿って、自分ではわからないものですよね。

来週の面接、がんばってね。
ごみつ 2009/06/06(Sat)00:16 編集
いつも応援ありがとうございます。私は、面接などの場面ではけっこう自信があったので、汐留の時も特に練習などはしなかったのですが、今回は6年ぶりなので、いつになく構えています。

職場で一番年下だった私も、いつの間にか「アラサー」と呼ばれる年になりました。私の人生にとって大事なターニングポイントとなりそうです。

また笑顔でみなさんにお会いできることを信じて、今は練習に望んでます。ずっと声をだしていたら頭がちょっぴり痛くなってきたので、今は麦茶を飲んで休憩中です。

部活で台本を読んでいたときは、そんなコト一度もなかったのに・・年とったのかな(笑)

私自身は、世の中のいろんなものを見てみたくて、様々な業種にチャレンジしましたが、「この道一筋」という人を心から尊敬します。

ごみつさんも、本屋さんだけではなく、版元さんにもいらしたことがあるんですよね?

両方の立場を知っていらっしゃるからこそ、知識も豊富で、どんな要求に対しても、とても素早く的確な対応をされるので、私は横でいつも憧れていました。

6年間、毎日通った本屋から離れてもう2ヶ月が経とうとしています。

本の現場は本当に新鮮で楽しかったなぁと、今でもよく思います。

昨日も我が家の本棚を整理して、より機能的に並べなおし、今まで以上に英語や観光の勉強がしやすくなりました。生活にも応用できる技術やセンスが身につけられて、本当によかったなと思います。

かつては、江戸を楽しむ雰囲気を味わいかったので、三味線をもった俗曲師の檜山うめ吉さんの本を面陳にしていましたが、今はシンプルにNHKの『トップランナーの言葉』をメインにして、新しい仕事への心構えをしているところです。

泣いても笑っても、本番まであと1日。

うまく行きますように!
沙り 2009/06/06(Sat)12:58 編集
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HN:
沙り
年齢:
35
HP:
性別:
女性
誕生日:
1982/02/14
職業:
セレクトショップスタッフ
趣味:
ジョギング・写真      伝統芸能・祭・旅
自己紹介:
生後3ヶ月の頃
母に抱かれながら
生まれた喜びを
懸命に伝えようとする声

我が家で大切に
保管されている
カセットテープには
そんな私の
「言葉」と「人」への
純粋な思いが
残されています

交換留学先の
オーストラリア

高校演劇の稽古場と
体育館の舞台

留学生たちと語り合った
外語学院のカフェテリア

母国語とは何かを
教えてくれた
日本語教師養成学校

身を削りながら
学費を稼ぎ出した
グランドホテル

20代を語る
全ての背景となった
駅前の洋書売場

大好きな隅田川の
ずっと先にあった
浅草のゲストハウス

そして

旅人達のターミナル・・


気がつくと
その学び舎で得た事は
すべて
外国の方々の笑顔に
繋がっていました

日本語を学びたいと
心から願う人たちの為に
どんな形でも
教える場を設け
共に学んで行く事が
私の夢です

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