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匠の技 ~注染手ぬぐい~


◇◆注染とは?◆◇

注染(ちゅうせん)は、明治40年頃大阪で始められた伝統的な染物の技法で、浴衣や手ぬぐいなどに独特の風合いをもたせるものです。

しかし、その作業はとても繊細で大量生産は難しく、プリントものが多く出回っていく現代の流れので、次々と工場はなくなってしまい、注染手拭をすべて手作業で製造している工場は関東では唯一、「中村染工場」だけなのだそうです。


◇◆なぜ「注染」というか?◆◇

作業の工程として文様となる型を置き、全体にまず糊づけをしてなじませたあとで、文様の輪郭となる部分となるところを太い糊の枠で囲い、そこに染料を注いでいくのです。このことから注染と呼ばれています。

この、糊で囲う作業がきちんとできていないと染料がまざりあい、模様がきれいに出なくなってしまいます。両手にそれぞれ違う色の染料をもちながら、決められた枠内に染料を注ぐ分量と速さで仕上がりが決まってしまうので、その加減を見極めながら行います。

「まとめて染まる代わりに、まとめてだめになる」と、中村さんはこの作業の大変さを語っています。


◇◆手染めの特徴◆◇

プリントものは表面だけを印刷するため、ご覧のように裏が白くなってしまうのに対し、注染は生地全体に色を染み込ませるので、裏まできれいにそまるのが特徴です。それが「本物」である証ともいえますし、そうすることで手染めならではの風合いもでます。

 
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【プリントものは裏が白い】 



◇◆中村染工場さんの作品◆◇

冒頭でご紹介した中村染工場のページです。ちょっとした贈り物にいいですね☆
くわしい作業工程も載っています!

【中村染工場】http://www.nakamura-some.com/


手拭といえば落語でも、扇子と並んで重要な小道具のひとつ。手紙や本などを開く時のしぐさに使われたりもします。昨年の大銀座落語まつりでは、私の大好きな古今亭菊之丞さんが観客へのプレゼントとしてご本人が使われているのと同じデザインの手拭を客席に向かって5、6枚くるくるくるっと投げていらっしゃいました。私はうしろのほうの席だったのでまったく届く気配はなく、前列の人たちがとってもとってもうらやましく思いました。う~ん、今年もまた行こうっと!

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Me
HN:
沙り
年齢:
35
HP:
性別:
女性
誕生日:
1982/02/14
職業:
セレクトショップスタッフ
趣味:
ジョギング・写真      伝統芸能・祭・旅
自己紹介:
生後3ヶ月の頃
母に抱かれながら
生まれた喜びを
懸命に伝えようとする声

我が家で大切に
保管されている
カセットテープには
そんな私の
「言葉」と「人」への
純粋な思いが
残されています

交換留学先の
オーストラリア

高校演劇の稽古場と
体育館の舞台

留学生たちと語り合った
外語学院のカフェテリア

母国語とは何かを
教えてくれた
日本語教師養成学校

身を削りながら
学費を稼ぎ出した
グランドホテル

20代を語る
全ての背景となった
駅前の洋書売場

大好きな隅田川の
ずっと先にあった
浅草のゲストハウス

そして

旅人達のターミナル・・


気がつくと
その学び舎で得た事は
すべて
外国の方々の笑顔に
繋がっていました

日本語を学びたいと
心から願う人たちの為に
どんな形でも
教える場を設け
共に学んで行く事が
私の夢です

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